ビジネス実務法務検定2級に独学で短期合格する方法


昨年のビジネス実務法務検定2級に1週間という短期間の勉強で独学で合格しました。

資格をとる、というだけの勉強であれば、それくらいの期間でとれる難易度だと思います。

少し前のことですが、方法論を書いておきたいと思います。

準備するものは、以下の2冊です。

以下、どう使うかです。 

1.過去問を読む(1日目、2日目)

問題集にある過去問を読みます。解く必要はありません。

意識すべき点は、選択肢の作られ方。

誤りの選択肢はどのように間違えているか、どう変更すれば正しい選択肢になるかを検討します。

テキストから入ると自分の感覚で重要かどうかを判断しがちなので、過去問から入ることが、とても重要です。

問題集の最初から解きたいとか、過去問は最後の実力試しにとっておくとか、そういった考え方は捨てて下さい。

2.過去問の出題履歴をテキストの説明箇所の横にメモする。(1日目、2日目)


どの分野が頻出なのか把握する為の作業です。僕は1と並行してやりました。

過去問を解いた時にテキストにアプローチしやすくなります。

3.過去問を解く。(3日目、4日目)

過去問を出題回ごとに解きます。
答え合わせをし、間違えた箇所は「なぜ間違ったのか、何を覚えておけば正解できたのか」を把握し覚えます。

この把握の際に、テキストの関連分野を読み、正解するために必要だった知識を、マークしておきます。

併せて、間違えたところをチェックしておきます。


4.間違えたところだけ正解するまで解く(5日目)


3と同じです。
正解したところも繰り返しときたくなると思いますが、間違えた問題を解けるようになることの方がずっと重要です。

練習で解けた問題は本番でも解けるかもしれませんが、練習で間違えた問題は殆どの場合、本番でも解けません。


5.間違えたところを見返す。(試験当日)


1~4までの工程では、試験当日に何を見返すのか、すなわち、直前に再度見直すべき苦手分野をあぶり出しておいて下さい。

当日に、「どこを見ようかな」と考えてる時間は無駄ですし、直前の詰め込みとして点数につながる可能性が低いです。

方法論は、以上です。

僕は、2日丸々潰して上記のことをやりました。

あまり長期間かけてやっても前のことは忘れるし、長期間かけてやる試験でもないと思うので、2週間前くらいから通勤時間と土日とを使ってやれば十分合格できると思います。

参考になれば嬉しいです。